• 流行とは一線を画したブランドとして、シーズンテーマを唱えない代わりに細かいディテイルワークで時代の空気を表現しているのが「ENGINEERED GARMENTS」の大きな特徴。 2012年春夏コレクションでも、新型はもちろん、継続して展開されているデザインにおいて絶妙な時代感が加えられています。
  • 今回お送りするのは、デザイナー鈴木大器本人による春のジャケット特集。来日中に青山店頭にてピックアップしたお薦めジャケットを本人によるスタイリングとその解説付きでご紹介します。
    鈴木大器によるコーディネート術。お楽しみ下さい。
  • 1. パターンミックス
    「ジャケットのコードレーンストライプ、そしてボトムの細かいポルカドット柄は個人的好きで、勝手に準無地と呼んでいるもの。 柄だけど遠くで見ると無地に見えるもの。そしてこれを無地として扱う着方が個人的にはクールだなあと。」
  • 2. リゾートプリント
    「マドラスや、ど派手なモチーフプリント柄のジャケットは、50年代アメリカのリゾートウェアのマスト。こういう時には合わせるほかのアイテムは地味目が基本。 だけどその裏で、コットン、リネン、ウールという、非常にわかりにくい素材ミックスも裏テーマになっています。」
  • 3. トーノントーン
    「これも好きでよくやる、同じ色目で上下を着ること。 ただ、同じテイストのものを同じ色目でやるとスーツ崩れみたいになってしまうので、なるべく分野が違うものを選んでいます。 ハンティングデザインに、トラッドベースのショーツに花柄のシャツ。このルール無用さでも、何となく大人な感じがするような。」
  • 4. バッドテイスト
    「 派手な柄ジャケットに、さらに柄のシャツは、かなり危険な匂いのする組み合わせですが、柄の色目と大きさ、そしてそれに対照的なものをぶつけることで後は着る本人の迫力で押し切ってしまう荒技。 悪趣味は紙一重で上級スタイリングに成り得る?のか。」
  • 5. コントラステド
    「シンプルな色目でスタイリングしてる場合には、爆弾のように突然どこからともなくあらわれたモノを何も考えずにいれてメリハリ(コントラスト)をつけるといいかなと。 地味に白ベースに合わせたジャケットとシャツも、ディテールが実はうるさいというのも個人的には好きです。」
  • 6. スタンダード
    「デニム素材ですが、ま、ネイビーのジャケットにカーキのボトムというのは自分の中では永遠の鉄板。これには何を持ってきても間違いはないでしょう。 実は個人的には、いつも大体このスタイルです。花柄プリントのドレスシャツもどきもヘビーローテーションで使いますね。」