LONDON MINUTES

by AYA MIYASAKO

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2019.04.01

Woburn Walk

ロンドン店のある通りWoburn Walkはとっても歴史のある通りです。
この建物が建てられた当初の目的はロンドンで初めての歩行者のみの商店街。
1822年にあったお店はどんなお店だったのか興味深いです。

因みにこの建物は1800年半ばに活躍したトーマス・キュビットという建築家によって建てらえた建物です。このように古い建物は、全てイギリス政府によって重要建築物に指定されていて、工事をするには国からの許可書が必要なんです。

2月14日に地下がオープンできなかった理由が、地下の工事の許可が1階の許可と同時に下りなかった事だったのですが、なんとその許可が2週間前にやっと取れ、早速先週から工事も始まりました。この調子だと5月中にはオープンできそうですが、スタッフもお客様も、私ももう待ちきれず、オープンが楽しみで仕方がない。本当に長い道のりでした。

最近はお天気もよくなってきて、3月末から夏時間も始まり、日も長くなってきました。先月もお庭について触れましたが、今すごく綺麗なんです。椿や桜が満開です。大家さんが昔に植えたというこの椿ですが、一本一本違う種類の椿で、こんなたくさんの種類があるって知らなかったくらいです。特にこのピンクの椿がとっても綺麗で、うちのスタッフ、タイロンくんによるちょっと気の利いたお庭デザインがお店の雰囲気も明るくしてくれて、来店されたお客様もみんなお庭にうっとりです。

宮迫 亜矢 AYA MIYASAKO

宮迫 亜矢 AYA MIYASAKO

京都出身。1998年渡英。ロンドン在住。NEPENTHES AND SONS LTD. スタッフ。NEPENTHESのヨーロッパ向け窓口。